Q:うちの社長は一旦決まったことを反故にして、結局は自分のやりたい放題やる人で従業員皆困っています。最終的に自分の思い通りに進めるのであれば最初からミーティングなんてしなければいいんですよ、時間の無駄だし、腹立つし。真剣に転職を視野に入れ始めました。
A:恐らく…社長さんは自分の会社は自分のモノ、だから自分のやりたい様にやって構わない、という様なお考えの方なのではないでしょうか。本来会社は経営者個人とは切り離された独立した存在であり、一人会社(一人社長)であればそれを混同していても成り立つかも知れませんが、従業員が居る場合は、彼らの意見との擦り合わせを行い、彼らと一緒に会社を運営していくことが求められると思います。
勿論、会社としての最終責任は社長さんにあるので、その点に於いては社長と従業員は同等ではありませんが、ミーティングにて決定したことに対しては会社の総意としてのリスペクトを持たないとならない筈です。
ただ、そういう自覚に乏しい社長さんが存在するのも事実なので…どうしても自分として折り合いが付けられないのであれば、転職という扉を開けるのも一つの手かも知れませんが、あなたがそういう社長さんとのご縁があったのは、彼(彼女)の“会社は自分のモノ”という想いを少しでも払拭させる為だったのかも知れませんので、それを遂行する使命があるのかも知れず、今転職するとまた同じ様な社長さんの会社とのご縁が繋がる可能性もあります。よって、転職の扉を開ける前に今一度そのことに関して考察し、改善に向けた行動をもう少し続けてみては如何でしょうか。
2025年もあなたに愛と光が降り注ぎますように。