私よりも弟を大切にする母

Q:子供の頃から感じていることなのですが、母は私よりも弟を大事にします。親は子供を平等に愛するものじゃないのですか?これは過去世の因縁でしょうか。(Pasadena在住 Jさん)

A: 親子関係に限らず、今世での縁は確かに過去世から引き摺っている場合も多いものです。が。全てが因縁という訳ではありません。
親子の縁というのは、基本的に今世では、親となった 魂 スピリット が子となった 魂 スピリット の容れものである肉体を、大人に成る迄奉仕としてテイクケアするということが一番であり、子は育ててもらう中で愛と感謝を学ぶということが大前提となっています。
但し、そもそもの 魂 スピリット は同じ 魂 スピリット の村から来ていても、それぞれの 魂 スピリット の学びの道はたとえ親子でも兄弟姉妹でも違い、それがその人が持つ波長の違い、人生模様の違い、となります。

その波長の違いにより、親子であっても波長共鳴の度合いも変わるので、その度合いが大きければエナジー交換がスムースにいきますが、度合いが少ない場合、そこにフリクションが起こります。
親としては複数居る子供達全員を表層意識では平等に扱っていても、波長共鳴の仕方如何で、受け取る側の感じ方が違うものとなる場合があるのです。それでも基本的には親の子供への愛情は特殊な場合を除いて平等です。Jさんが感じる不公平感は波長共鳴の度合いの違いから来ているものです。

また、親子は時にストレートな関係性のみならず、ツイストした関係性の中で愛を学び合うという試練を敢えて魂同士が決めて来ている場合もあり、それもまた親子の愛の形でもあるのですが、表面的には愛としては感じられないという場合もあります。 親子の縁、親子の学びというものはとても深いものであり、表面だけでは測れないものでもあるのです。

あなたに愛と光が降り注ぎますように。

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