恩着せがましい夫

Q:何かにつけて主人が、俺が買ってやったんだ、俺がお前を養ってやっているんだ的な態度を取ります。結婚前は私の為にお金を使うことが喜びだと言っていたのに、彼は最近はとても恩着せがましく、正直むかつきます。(Canada在住 Oさん)

A: 最低限の衣食住を確保する為には、基本的にはお金という具体的なツールは不可欠です。
それとは反対に、愛や喜び、感謝等は目には見えないエナジーです。

ご主人はOさんが喜ぶ顔が見たくてお金を使うことが彼自身の喜びでもありました。そして、そのことによってお互いに愛を感じることが出来ていました。

しかし、大変に失礼なことを申し上げると、男性は好きな女性が完全に自分のものになる迄は、相手を振り向かせ様と、自分の存在価値を知らしめることだけに躍起な状態ですが、完全に自分のものになると、今度はある程度の見返りを、意識的か無意識的かは別として求める様になるケースが多いものです。
一方、女性側は最初は感謝の気持ちを言葉や態度で示していますが、その内に段々とそれが当たり前、の様な感覚になることも多いと思います。
そうなると、男性としては(特に自分に自信のない男性は)、自分の存在価値が薄れていく焦り、それにより相手の気持ちが離れていくのではないかという恐怖、それらを払拭する為に、俺がしてやったことを、してやっていることを思い出し、俺の存在価値をきちんと再認識してくれ。と、つい恩着せがましくなってしまうのではないでしょうか。

むかつくお気持ちも解りますが、一番の解決方法はやはり感謝を示すことです。ご主人はお金というエナジー、Oさんは感謝というエナジーを交換することで、お二人の愛の波動を再び上手く回してみて下さい。

あなたとご主人に愛と光が降り注ぎますように。

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