Q: 結婚して10年になります。ずっと子供が欲しくて、ここ数年は夫婦で不妊治療を頑張ってきましたが、それでも子供に恵まれません。私達は最終的にアダプト(養子縁組)も視野に入れ始めていますが、血の繋がりの無い子供というものに不安もあります。どうしたら良いでしょうか。(Torrance在住 Zさん)
A: 肉体としての両親、そして 魂 としての両親、通常はそれがイコールのことが多いですが、元々は 魂 同士で親子になることを話し合ってきていますので、スピリチュアル的に言えば血の繋がりがあろうともなかろうとも、親子の縁がそこにはあります。
時には人種という肉体を超えた親子の縁で結ばれているケースもあります。
そして、時たま、アダプトした途端に妊娠し実子も生まれるということも起こりますが、それはアダプトしたことにより、お子さんを持つというヴェールが上がったことが理由ですので、アダプトをせずもう少し待っていれば良かったと思うことはありません。アダプトしたお子さん、そして実子双方と親子の縁があり、そのお子さん同士は兄弟姉妹の縁があるのです。だからこそ、そういうことも起こるのです。
血は水よりも濃い、とも言いますが、それよりも濃いのは本来は縁のほうなのです。
親子は深い学びをする間柄です。子供が自分に似ていようがいまいが、 鳶 が鷹を生もうが、蛙の子は蛙であろうが、それを超えた次元で親子というものには絆とそして愛の学びが用意されています。
血を分けた子供という感覚よりも、 魂 の絆のほうに着目することが本来の 魂 としての在り方です。
ただ、現実的にはアダプトをする際にはそれなりの覚悟というものが要るでしょう。そして、一旦覚悟を決めたなら、 魂 の絆を信じて下さい。
あなたと将来のお子様に愛と光が降り注ぎますように。