自分を始め、誰のことも愛せない

Q: 愛って何ですか?よく「自分を愛せない人は誰のことも愛せない」と言いますが、私は自分のことが大嫌いですし、何なんだあの人は、と誰のことも批判的にしか思えません。どうしたら良いでしょうか。(Santa Ana在住 Eさん)

A: 愛とは許すこと、受け入れることです。

自分を愛するとは長所も短所も全てを許し受け入れることです。人にはハイヤーセルフの面とロウアーセルフの面が必ずあります。100点満点の人はこの世には誰も居ません。自分の駄目なところは駄目なところとして受け入れるのです。自分のことが大嫌いな自分をまずは“よし”とするのです。

そして「何なんだあの人は」という人のことも「何なんだ 人 じん 」として受け入れるのです。自分はこういう人間である、あの人は「何なんだ人」である、ということを許すのです。それがまず愛の第一歩です。

愛にはそれぞれの形や段階があります。愛は理解することから始まります。
何が何でも全てを愛さないといけないという強迫観念から解放された状態で、良い面、悪い面どちらもあるのだなという理解を持つことから始まるのです。

そして完璧な愛以外は愛じゃないと思わないことです。完璧な人間が居ないのと同様に、完璧な愛というものもこの地球レベルでは存在しないのです。

*宇宙の最上級の世界であるEN SOFには完璧な愛は存在します。

そんな中で小さな愛のカケラを拾い集めることこそが、愛なのです。
つまり、自分のことが大嫌いな自分の中にも必ず小さな愛のカケラはありますし、「何なんだ人」の中にも必ず小さな愛のカケラはあります。それを拾い集める作業こそが自分を愛すること、人を愛することなのです。

愛とは偉大で高次な波動ではありますが、実は些細な愛のカケラの集合体でもあるのです。

あなたに愛と光が降り注ぎますように。

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