Q: 私は二股をかけています。どちらかに決めるなんて出来ません。一度に二人を愛することは自分は可能だと思うのですが、二股を知っている友達は私のことを責めます。（NY在住　Oさん）

A: 私達に内在している魂は魂の村から来ています。魂の村での状態は、エナジー的にもやもやと交じり合った境界線の余りはっきりしない複数の魂の集合体です。
しかし、肉体を持ってこの地球に生まれた時から私達は肉体によって「私」と「あなた」に個別化されます。

魂的に見れば一度に何人でも愛することは可能です。
そして一夫多妻、或いはその逆の形態でも時代や文化、宗教によってはOKな場合もあります。
しかしながら、日本やアメリカなどの国では法律的、倫理的に男女間でのコミットは１対１ということが原則となっています。
つまり私達は魂的存在であると同時に、人間としてのルールから何かを学ぶという宿命も持ち合わせた存在です。

それはスピリチュアル的には二股はOKで、人間のルールとしてはNGなのだから、二股をかけている人は、よりスピリチュアリティが高いのだ、という意味ではありません。

もしも二股をかけているお相手同士が今の状態で心から幸せならば、それはもしかしたら一般的ではないにせよ、OKかも知れませんが、恐らくはOKではないか、OKのフリをしないとあなたのことを失うと怖れているか、お互いに相手からあなたを奪うことでエゴ的自己愛を満たしたいか、いずれにしても、お相手の方々は辛い思いをされている可能性が高いです。

よって、あなたはそのことに配慮する学びをしているということにもなります。
自分サイドからだけではなく、相手への配慮がこの地球に肉体という個別化した状態で生まれた私達人間の一番の愛の学びです。

あなたに愛と光が降り注ぎますように。