スピリチュアル相談 2025年9月19日号

Q:深い後悔に苛まれている過去の失態を自分だけでは抱え切れなくなり、心を許して話したのに、後になって全く関係の無いことで喧嘩になり私に論破されそうになった途端「お前だって昔何々したんでしょ?お前こそ最低だね」という発言で卑怯にも自分の非を誤魔化した母。親として人間として尊敬出来なくなってしまいました。

A:あなたとしては後悔に苛まれている過去をお母様に打ち明けることで救われたいという想いがあったのに、それを喧嘩の際の攻撃の手段にされ、さぞやショックだったでしょう。

 お母様は恐らくはご自身の非を重々承知な上、自分に勝ち目がない状況で“窮鼠猫を噛む”状態になってしまったのではないでしょうか。親としての威厳が失われることに対してのとっさの抵抗だったのだと思います。お母様もきっと内心ではその様な振る舞いをしたことを恥じていることでしょう。

 親と言えども完璧ではありませんから、時に弱さから卑怯な言動をしてしまうこともあります。もしかしたら、あなたがお母様を必要以上に追い込んでしまったのかも知れませんね。親はいつまでも親としての立場を守りたいとどこかで思っていると思います。ので、親に忖度するという意味ではありませんし、相手が親と言えどもやはり非がある場合にはそれを指摘することは必要かとは思いますが、完全に論破はせず、親としての面目は残してあげることも子供としての思いやりかも知れません。

 尚、尊敬出来なくなってしまっても、人は誰に対しても敬うことは出来ますので、そう心掛けることで関係性を再構築することは可能だと思います。

2025年もあなたに愛と光が降り注ぎますように。

PAGE TOP