注意:魔女ともえが述べる内容はチャネリングによる一つのサジェスチョンであって、それがこの世ですべて正しいということではありません。 また、魔女ともえは自分とは違った思想の団体、個人にアゲインストする者でもなく、お互いの立場、意見に対して、常にリスペクトを持つスタンスでいたいと思っております。 魔女ともえのチャネリング内容をアクセプトするかどうかのご判断は各自の自己責任にてお願い致します。 ありがとうございます。
Q: 私は会社を経営していますが、従業員で仕事が出来ない人を見ると物凄く腹が立ちます。出来ない人を首にして、他の人を雇ってもまた同じです。何故私の会社には仕事の出来る人が来ないのですか?(Torrance在住 Gさん)
A: Gさんのおっしゃることはよく解ります。経営者というお給料を払っている立場としては、仕事が出来ない人に腹が立つかも知れません。
しかし、会社経営というもののスピリチュアル的解釈としては単に利益を上げるということだけが目的ではないのです。
会社を経営する様な立場になる人には、そこで働く人の 魂 の成長を助けるというミッションがあります。それが出来るからこそ、そういう立場になっているのです。
またはもう一つの理由として、自身のインナーチャイルドの学びの場合もあります。インナーチャイルドとは子供時代に受けた心の傷が、その人の中に取り残されている状態を言います。
それは些細なことが原因のこともありますし、身体的或いは言葉によるアビューズ(虐待)等の深刻な問題によることもあります。どういう状況に於いてその人の心にインナーチャイルドが形成されるかは、その人の受け取り方次第、センシティヴに受け取る子供であったなら、心の中に沢山のインナーチャイルドが居ることにもなります。
Gさんの場合には、子供の頃に親から完璧でいることを期待された、またはそう期待されているとGさんが感じ過ぎたことに起因しているのではないでしょうか。人は完璧な存在ではなく、得意不得意がありますし、時にはミスもします。それを許せないというのは、ご自身が子供の頃に完璧を期待され、ミスを許されなかったことによって出来たインナーチャイルドが刺激されているからです。
あなたは完璧でないと愛されないというインナーチャイルドの思い込みによって、仕事が出来ない人にご自分を投影し、そこで再度傷付いている状態であり、それが怒りとなって表に出ています。
あなたの会社に特に仕事の出来ない人ばかりが来るとして、それはそういう人のことも愛を以って受け入れましょう、という宇宙からの暗示なのです。
つまりは子供の頃に完璧ではなかったダメな自分でも、親は本当はあなたを愛してくれていたのだということに気付きましょう、ということです。もしも、親から本当に愛されていなかったとしたら、あなたの親にもインナーチャイルドが居るのかも知れません。それはあなたの問題ではなく、親の問題です。
*冷たい言い方ですが、愛の有る無しに関係無く、インナーチャイルドは根本的には当人にしか癒すことが出来ませんので、親のインナーチャイルド迄をあなたが引き受けることは出来ません。その場合、それを親に指摘することはせず、理解し、見守ることが真の愛です。どんなに酷いと思える親に対しても親としてのリスペクトは最低限保つことを宇宙は見守っています。
仕事が出来る人も出来ない人も、宇宙は分け隔てなく愛してくれています。宇宙的なUnconditional Love(無条件の愛)の学びの為に、宇宙はあなたのところに仕事の出来ない(とあなたが思う)人を次々と送って来ているのです。
仕事が出来ないとあなたから見える人も、本当に仕事が全く出来ないですか?その人にも何か得意なことがある筈です。得意なところを認め伸ばしてあげましょう。
そんな理想ばかり言って仕事が出来ない人間を置いておいて、利益が出ず会社がどうかなったら困りますとあなたは言うかも知れません。ですが、仕事が出来ない人に対して愛を以って接することで、あなた自身のインナーチャイルドも癒され、あなたから違うエナジーが発信されれば、また状況も変わるというものです。
深い愛の学びを続けていきましょう。そうすれば必ず報われる時が来ます。宇宙はあなたの頑張りを見ていますから。
*会社には2:6:2の法則というものも存在します。2割の優秀な人材、6割のアベレージの人材、そして残念ながらアベレージ以下の人材。その中でどういうふうに従業員を配置し、働いてもらうかは経営者の愛と忍耐の学びでもあります。
あなたとあなたの部下に愛と光が降り注ぎますように。