「つまり…生まれる前に自分の魂(SPIRIT)が作成した人生の台本は一つではなく、無数にフローチャート形式になって用意されていて、その中からどの台本を手にするのかは生まれた後のその人のSOUL(MIND)のチョイスであり、どう演じるのかはSOUL(MIND)とBODYとの連携となる。全ての台本が潜在的には繋がっていて?更には書き換えも自由?」
ウィザットがそこまで言うと…そこでマジョリアルが口を挟み語気を強めてこう言った。
「しかも、台本には元々あらすじしか書いてないんですよね?それなら最初に何の台本を作成しておいてもあまり意味がないんじゃないですか?だって生まれた後にどうにでも変えられるんですから…」
それを受けてマグワートが答える。
「人生のフローチャート上にある無数の台本は、過去世から持ち越した本人や属する魂の村としての宿題やご褒美…つまりバッド / グッドカルマを基にして作成されているので、あらすじしか書いてないとしても意味はあるんじゃ。あらすじは謂わば課題や使命、宇宙からのギフト(天分・幸運)や愛であり、それを今世でどう扱っていくのか、どう活かしていくのかは演者でもあり監督 / 脚本家でもある生まれた後のその人自身次第じゃ。そして、その過程で選ばなかった台本に書いてあった物語はパラレルワールドとなって創造されていくんじゃが、完全に切り離されたわけではなく、その世界とも潜在的には繋がっているんじゃよ。同様に自分の現実と他者の現実、自分のパラレルワールドと他者のパラレルワールドも繋がっているんじゃ」
2025年5月23日号につづく❣