スピリチュアル物語 第239話 人生の台本

「自分の人生のフローチャートの台本にあらすじとして書かれている課題や使命、宇宙からのギフト(天分・幸運)や愛を、その人自身が監督 / 脚本家としてストーリーにしていくってことですね」

マジョリアルがそう言うと

「じゃあ数ある台本の中からハッピーエンドになるあらすじのものを選べばいいよね」

ウィザットが得意顔で発言。

「まあそうじゃが…何を以ってしてハッピーエンドと捉えるかは人間側の概念じゃし、途中経過も重要な要素じゃから、宇宙視点では課題や使命、宇宙からのギフトや愛がどうクリアされているかじゃ」

マグワートはそう答えて更に続けた。

「実は、その人の魂によるフローチャート作成時でのテーマはどの台本を選んでも同じに設定されていて、どの台本にも光と闇双方の要素が盛り込まれているので、大きな意味合いで言えばどれを選んでも同じ課題や使命、宇宙からのギフトや愛に沿っているということになるんじゃよ」

「えー?じゃあ選ぶ意味がないじゃないか」

「大きな意味合いではじゃよ。台本により登場人物は違うし、状況や環境も違う。ただ、その人がクリアしなければならないテーマは同じなので、そういう意味ではどの台本を選んでも同じという意味じゃ。とは言え、クリアに至る経緯や経過は違うし、展開されるストーリーも違うので、どれを選ぶかに大いに意味はあるじゃろ」

「テーマは生涯同じなんですか?」

「基本的にはそうじゃな。でも、例えば人生の途中である程度クリアした場合、次なるレベルに移行し人生のテーマがガラっと変わる…別人の様になる…ということも起こり得る」

2025年6月6日号につづく❣

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